2015年4月29日水曜日

オペラシティアートギャラリー【高橋コレクション展 ミラー・ニューロン】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

もうゴールデンウィーク突入なのですね!
今年は最大12連休、短くても5連休とのことですが、みなさんいかが過ごされるのでしょうか^^

私は、本格的にゴールデンウィークに入る前に、と、東京オペラシティアートギャラリーに行ってまいりました^^
4月18日から6月28日まで「高橋コレクション ミラー・ニューロン」が開催されています。

高橋コレクションとは、日本でも有数の現代美術コレクター、精神科医・高橋龍太郎氏が収集した作品のことだそうです。
個人での収集ということですが、作家のラインナップがものすごく、今の日本を代表する作家総ナメといったかんじです^^

ちょっと挙げても
会田誠・奈良美智・草間彌生・村上隆・名和晃平・森村泰晶・山口晃・Chim↑Pom………
などなど……!
草間彌生は別として、彼らにごく早い時期から注目し、その重要作品を次々と収集しているそうです。


そんな今回の展覧会のチラシがこちら↓

名和晃平の作品をフューチャーしております。
この作品は高橋氏のために制作された新作だそうです!気になりますね!!


ちなみにチラシの裏はこんなかんじです。


どこかで目にしたことがある作品ばかり!
本当に個人コレクションなの!?と、驚きを隠せません^^;


個人的に、久しぶりに見られた会田誠の作品もよかったです^^
20世紀末、自分がまだ学生の頃、彼の作品を知ったときの衝撃ったらありませんでした。
コレクターの高橋氏も、日本の現代美術品を集めるきっかけとなったのは会田誠と言っていたので、その鮮烈さは凄まじいものだったと思います^^


あと、草間彌生の作品も数多く見る事が出来ました。
↓こちらの2つの作品は撮影可能だったもの。




とにかく、日本の現代アートを堪能したいという方は、この展示に行ってみて損はないです!
アートって一体なんだろう……これがアートなの?という疑問を、各作家の重要作品を並べることによって、なんとなく、自分の中に答えを見つけられる気がしました。


また、この展示のチケットで、オペラシティアートギャラリーの所蔵品展も見る事が出来ます。
↓下の二つの作品がよかったので覚書^^(パンフレットより)

有元容子「静かな時」


奥山民枝「シリーズわたる:日尽」
独特の色使いで、眩しい程に発光していました。



最後に、今回の図録代わりに買ってしまったこちらの本^^
(展示の図録は他にあります)


会田誠氏(右)と高橋龍太郎氏(左)の対談が載っていたので、つい^^


この対談もすごく面白かったです^^
一風変わったコレクターと一風変わった作家の対談。

ここまで含めて、今回の「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」は面白かった!!
しばらく脳みそが現代アートの迷路をぐるぐるしちゃいます^^

2015年4月25日土曜日

ブリヂストン美術館【BEST OF THE BEST】その2

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

さて、前回のつづき。

ブリヂストン美術館「BEST OF THE BEST」展の感想、その2です^^

今回は日本の洋画部屋&戦後美術の部屋のお気に入りをまとめて!


まずは黒田清輝「ブレハの少女」
モチーフとしては「静」寄りだと思うのです。でも筆のひと筋ひと筋が重く激情がこめられているように感じました。
その表現力に引き込まれます。


藤島武二「黒扇」
すごく印象的な作品!(印象派、という意味ではなく)
いろんな作品が並んでいる中で、ものすごく際立つのです。
大勢の人がいる中でも、美人がいると、目が行ってしまう、そんなかんじ^^


藤田嗣治「猫のいる静物」

おしゃれでかわいいですね〜(^〜^)
今まで見た藤田嗣治作品の中でも一番好きかもしれません。
遠くから見ると、その構図にハッとさせられ、近くで見ると繊細で柔らかな表現に目を奪われます。
特に猫の毛の表現はものすっごく繊細です。顔もかわいいし、猫好きの方は必見です^^


そしてチラシの右の絵、青木繁「海の幸」

なんとこれ、図録に載ってない〜〜〜〜〜(;_;)
青木繁の「海の幸」は、ブリヂストン美術館の姉妹美術館である石橋美術館(福岡)に所蔵されているものでだそうなので、そちらの美術館の図録に載っているそうです……。残念……。
この世の物ではないような不思議な風景。圧倒される迫力があります。


つづいて最後に戦後美術の部屋です^^

だがしかし!!
このお部屋に展示されていたものは、ほとんど図録に載っていないのです(;_;)
特に素晴らしかった白髪一雄、吉原治良の作品が載っていない!ショック!

ちなみに白髪一雄氏は天井から吊り下げたロープにぶら下がって、足の裏で絵を描くスタイルが有名な画家です。
印刷物やパソコンの画面上ではなかなか伝わりにくいのですが、本物は本当にすごいです。
見るものを絵の中の大きな渦に巻き込んでいまうというか……

かの、スターバックス本社の社長室にも氏の絵が飾られているそうです……!

私も欲しいな〜〜なんて思いながらパソコンで何気なく検索してたら、こんな記事が出てきました→サザビーズパリで、白髪一雄の作品が5億4,590万円で落札

ひえ〜〜〜(^〜^;



そんな感じで駆け足で巡ってまいりましたブリヂストン美術館「BEST OF THE BEST」展ですが、改めて思うことは、何て所蔵品のセンスが良いのだろうということ!

美術史において価値のある作品というだけでなく「面白み」を感じられるというか、いちいち「いいとこ突いてくるなぁ〜〜」って感心してしまう作品ばかりなのです。
楽しかったなぁ^^


しかし、今回のこの展示の名前が付いた図録がないのが悲しいです。
大体の作品が載っているブリヂストン美術館の図録はあるんですが、今回の展示にはその図録には載っていない作品も多くて(;_;)

もう一回……行こうか……

な……悩みます^^;


2015年4月23日木曜日

ブリヂストン美術館【BEST OF THE BEST】その1

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。


先日、京橋の越前屋さんに仕入れに行った帰り、ブリヂストン美術館に寄ってきました。
ブリヂストン美術館は5月18日から数年にわたる改修工事に入るため、今現在、
「BEST OF THE BEST」と題して、この美術館のコレクションの有名どころを一気に展示しているのです。

いやぁ〜〜〜〜(*>_<)
これは観に行ったほうがいいですよ!!
久々にヒットです!!
熱く皆様にオススメいたします!!

やばいです。本物は、すごい。
写真のライオンと本物のライオンくらい違います。


↓ちなみにチラシはこちら
左がピカソの「腕を組んで座るサルタンバンク」
右は青木繁の「海の幸」
ピカソのこの絵は、ブリヂストン美術館を代表する名作ですよね^^

青木繁の「海の幸」は、ブリヂストン美術館の姉妹美術館である石橋美術館(福岡)に所蔵されているもので、今回のために特別に展示されているものです。
いや、ほんとこの絵すごく良かったんですよ、ほんと。
水木しげる的霊感(←あくまで私の感想です^^;)と、せまってくるような迫力とあって、さすが今回の展示のために特別に持って来られただけある!!



そうそう、この展示を見る前に、美術館に併設されている「ティールーム ジョルジェット」に寄ったのです^^(急に話が変わってすみません)

美術館に着いたのが11時くらいだったのですが、ちょうどティールームが開店した時間で、しかも店先に「一日30食限定のサンドイッチセットは予約のお客様以外は先着順になります」などと書いてあり、「むむむ……」と考えること30秒……
思わず入ってしまいました^^
えへへ……ミックスサンドイッチにダージリンのアイスティ^^
これはおいしい!!シンプルに見えて手のこんだ、まるで一流のすし職人が握ったおすしのような品格が!!
たまご、ハム、野菜、ローストビーフ、カツ、チーズ、えび、ツナ、の8種類の具材がどれもすっごくおいしいのです。
これは予約入るの分かるなぁぁぁぁ。
紅茶もなんだかすごいおいしいし、なんだろう、強い主張してないのに完璧な仕事してるかんじで、恐れ入りました。やるな……ブリヂストン美術館……(この時点ではまだ展示を観ていません^^;)


そんなこんなで、お腹もふくれて、とっても良い気分で展示室に上がります^^

まず最初に通るのは彫刻の展示室ですが、国立西洋美術館でも見られたロダンとブールデルなどの作品が並びます。
その他にもセンスのよい作品がもりもり^^
特にお気に入りはこのあたり↓(図録を撮ったので写真がゆがんでてすみません^^;)

ブランクーシ「接吻」
肉体的な感覚を伴う観賞。うはー。

ザツキン「ポモナ(トルソ)」
彫刻刀で彫ったみたいな手とかりんごとか、センス良すぎ!


マリーニ「騎手」
これ昔からすごい好き^^
原初的な無邪気さと生命感みたいなものが感じられる……なんて言うか、下校時の小学生男子みたいな、ずっと見ていても飽きない感じ。


そしてここからは絵画中心の部屋ですyo!

怒濤の名画ラッシュですyo!

お気に入りをざっと。



マネ「自画像」
このタッチで、この「そこにいます」感がやばい。


モネ「睡蓮」
今までみたモネの睡蓮のシリーズの中でもトップオブ透明感。
鏡のような湖面と睡蓮の葉っぱの有機的な柔らかさのコントラストに思わず平伏します。

右にちょっと見えてるのもモネ「黄昏、ベネツィア」




ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
ジョルジェット?おや?ブリヂストン美術館のティールームと同じ名前ですね^^
国立西洋美術館でも思ったけど、ルノワールの描く女の子は本当に魅力的!めっちゃかわいいもん!そりゃ肖像画描いてもらいたくなりますよね。

この絵は白く透き通る肌の質感がすごかったです。
ブルーを効果的に使ってるんだけど、そう言えば人形作家の超大御所の四谷シモン先生も肌を塗る前に青を下地に塗ってますね。



カイユボット「ピアノを弾く若い男」
私的に、今回の展示の大収穫だったこの作品。
静謐で穏やかで、目の前に立っていると涙出てきそうになる作品でした。何て事はない日常の風景なのに、なぜ?

パキッと際立って目に飛び込んでくるピアノの映りこみの表現に吸い込まれそうになります。
確かに、実際にグランドピアノを目の前に立つと、綺麗に磨き上げられた黒い筐体に、自分の姿が思いの外はっきりと、鏡のように映っていたことを思い出します。

ピアノ以外はふわっとした印象で描かれているのに、ピアノだけはくっきりと部屋の情景やモデルの指先を映しているのが、強く心に刺さってくるのは、なぜ?

不思議な魅力のある絵でした。
カイユボットの他の作品も観てみたいなー……




マティス「両腕をあげたオダリスク」
マティスと言えば、もっと抽象的な絵が思い浮かびますが、この確かなデッサン力があってこそのあの抽象画の素晴らしさなんだな、と納得しました^^
本物は立体感はんぱないです。




ドンゲン「シャンゼリゼ通り」
あらオシャレ〜(^〜^)

このセンスの塊みたいな絵、なんだかすごいです。
このシンプルな線でこのシャレオツ感。脱帽しました。




この他にもいろいろお気に入りあったので、二回に分けてご紹介したいと思います!
ほんとに名作ぞろいですごかった!

あと一ヶ月しか展示期間がないので、ぜひ皆さんも行ってみてくださいね(>_<)








2015年4月20日月曜日

麻布十番【日進ワールドデリカッセン】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

今日は天気予報によると春の嵐が吹き荒れるそうですね(>_<)
4月に入ってから、雨が降ったり寒くなったり暖かくなったり、
波瀾万丈な気候になってますね。
みなさま、体調にお気をつけください!

私もなかなか毛布を片付けるタイミングが見えなくて困ってます(^_^;)

さて、先日の土曜日はとっても天気が良かったので、久々に買い出しに行きました。
行き先は麻布十番!
日進ワールドデリカッセンです^^


で、せっかくなので、麻布十番でおいしいブランチを食べようと、朝から営業しているレストランを検索して行ってまいりました^^

東京タワーの見えるレストラン、アジルジョーヌ・テラスです。

ここでですね、初めて、本格的なエッグベネディクトをいただいたのです^^
ふふふ……おいしそうですよね〜〜。めっちゃおいしかったです^^

ポーチドエッグ、オランデーズソース、ベーコン、サーモン……
絶対においしくないはずがない組み合わせ!!

わたくし、玉子大好きなんで、たまりませんでした^^



そして、エッグベネディクトで腹ごしらえをした後は、今日の一番の目的地、日進ワールドデリカッセンへ。

こちらのお店は、海外の食材がたくさん揃うスーパーです。
以前勤めていた会社で、料理好きの先輩に教えていただいたのです^^
このスーパーは何と言っても肉類の品揃えがすごい!!
アメリカンな厚みのTボーンステーキとか、ご近所のスーパーではなかなか売っていないラムやターキーの塊肉とか、その他にもすごい種類のハム、ソーセージなど、圧巻です。

料理好きな方はめちゃくちゃ楽しいと思いますよ^^
めずらしい調味料やチーズもたくさん売っていますしね。

それにワインやビールの品揃えもすごいので、料理しなくてもお酒好きな方はすっごく楽しめます^^


↓そして今回の戦利品^^(一部ですが)

サラミばっかり三種類(^_^;)


↓どうしても買ってみたかったステーキ肉!大きい!

これでも一番小さいパックだったんです(>_<)
本当はTボーンステーキが欲しかったんですが、一切れの大きさが顔より大きい上に、厚みが4センチくらいあって……あきらめました…………(^_^;)


↓あと、なんかかわいくて買ってしまったスペインのニンニク。

中の薄皮がむらさき色で、いかにも外国のニンニクってかんじ^^


そして、写真は撮り忘れてしまったのですが、ラムの塊肉も買いました!
ラム、大好きなのです。

今回、ラム肉はコンフィに^^

ハーブとオリーブオイルの香りがたまりません。
一緒に買ったシードルといただきました。

コンフィにすると、お肉がしっとりやわらかくなりますね。
時間はかかるけど、ほっとけばいいので楽といえば楽な調理方法です^^


まだ、もうひとかたまりラム肉が残っているので、今夜はレアのステーキにしまっす!
まだお昼前だけど、今から楽しみです!!


2015年4月17日金曜日

雨の国立西洋美術館【常設展】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

最近、約8年間使っていたプリンタが壊れて、ちょっと悲しい気持ちです……。


さて、前回のブログで予告していました通り、今日は国立西洋美術館の常設展のお話です^^

国立西洋美術館といえば、ロダンとモネのコレクションの多さですよね。
ロダン「考える人」、モネ「睡蓮」など、誰もが知っている作品が所蔵されています。

しかも「考える人」は庭に設置されているので、チケットなしでも見られるんですよ!
上野公園に行った際は、有名人に会いに行くつもりで「考える人」を見に国立西洋美術館に行くのもいいかもしれませんね^^


他にもたくさん、有名なロダンの彫刻が庭にありますが、こちら↓もとても印象的な作品。

ブールデル(ロダンの弟子)「弓を引くヘラクレス」
小学生の頃に来た遠足で、男の子がみんな真似をしていたという思い出^^
子供が真似をしたくなるくらい、印象的で力強いのでしょうね。


ところで、国立西洋美術館は、常設展に限り撮影可能って皆さん知ってましたか!?
(一部撮影不可のものもありますが)
日本の美術館は、撮影をしてはいけないという認識がありますが、実はそうでもないんです。
国立西洋美術館、国立近代美術館、国立現代美術館などは、世界の有名美術館と同様、常設展に限り撮影が許可されています。
(→撮影可能な美術館はこちらのサイトで紹介していますのでご参考に^^)

これはうれしいですよね^^
絵画自体は図録で見ることができても、その絵が展示されている空間や、図録から省略されてしまいがちな額縁など、絵画そのもの以外にも見所がたくさんありますしね。


そんなわけで、撮ってきた写真をざっとご紹介。

↓こちら、うわさのモネ部屋。

奥に見えるのは「睡蓮」です。
水の透明感が、やばい!
実物もすごいし、印刷されてもすごいし、私が撮った微妙なピンボケ写真でもすごい!
どんな「目」を持っていたら、こんな透明な池を、あの描き方で表現できるのでしょう。

↓そして、ルノアール

ルノアールの描く女性はみんなチャーミングです。
作品自体も素晴らしいですが、モデルの女性のファンになってしまいそうなほど、女性たちが魅力的に描かれているのがルノアールのすごいところだなぁって思います^^


↓水の透明感ではこちらも負けていません。シニャック(左)



↓彫刻部屋は中庭に面していて、外の光が入ってくるのです。

雨の中庭の、ふわっとした光が素敵^^


↓そしてピカソ!(右奥)

一番天井が高い部屋に飾られてました。
作品自体のパワーとスケール感で、この広い空間を支配しているのです。
さすがピカソ先生!


↓あと、版画の特別展もやってて、これもよかったです。

エッチング作品大好き^^
あやしい雰囲気の作品がたくさん。こちらの展示は5月31日まで。



こんなかんじで、駆け足でめぐってきましたが、この他にもたっくさんの名画揃いです。
名画、名画、&名画。
これでもかの名画攻撃に、途中グッタリしてきてしまうほど(^_^;この美術館にはたっくさんの名作が揃っています。

なんでこんなにも名作が揃っているのか……

この美術館は、松方コレクションを核とした美術館でありまして、第一次世界大戦頃から松方幸次郎が個人的に収集したものを中心に所蔵しています。
松方幸次郎は、自分の手で日本に美術館を作り、若い芸術家たちに世界の名作を見せたいとの想いで作品を収集していたそうです(/_;)

うう……泣けるます(/_;)
こういう話に弱いです。(→詳しくはこちら


こんな国立西洋美術館、何度でも足を運びたくなりますよね。
次は来る時は、天気のいい日に併設のレストランでランチしたいな思います^^

2015年4月14日火曜日

雨の国立西洋美術館【グエルチーノ展】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

本日は上野の国立西洋美術館に行ってまいりました。

ちょっと前に、ツイッター上でモネの絵を紹介している方がいらしたので、久しぶりにモネの絵が見たくなってしまったのです^^
国立西洋美術館はモネのコレクションを数多く所蔵していることで有名ですからね!


ちなみに、初めてモネの本物を見たのは小学校の遠足で国立西洋美術館に来たときでした。
当時の先生に「近くで見ると何を描いてあるか分からないけど、遠くから見ると池に見える絵」って教わった気がします。(^_^;う〜ん
確かにその通りなんですけどね。


そして今日、雨の降る中、上野の国立西洋美術館へ。
こちらの四角い建物が国立西洋美術館。
ある一定の時期に建てられた美術館て、こんなかんじの四角い建物が多いですよね。で、中の作りがちょっと複雑になっているという……。

開館時間が9時半ですが9時前に着いてしまったので、上野公園内のスターバックスにてちょっと休憩。

こちらのスターバックス、とっても素敵な内装なのでオススメです!
上野公園の美しい緑を堪能できるようになっているのです^^


そんなわけで開館時間になり、美術館に戻りますが、今回、常設展の他に開催されていた企画展はこちらです。

「グエルチーノ展」
耳慣れない名前ですが、グエルチーノはヨーロッパ・バロック期を代表する画家だそうです。
光と影のコントラストが印象的な、ドラマチックな作風でした。

この展示は、グエルチーノの出生地であるイタリアのチェント市の協力のもとに開催されているのですが、このチェント市、2012年に大地震に見舞われました。
その影響で、市立絵画館はいまだに閉館のままだそうです。
今回、日本の国立西洋美術館で開催されることになった経緯として、チェント市立絵画館の再建を支援したいという想いがあったそうです。

そんな想いを書いたメッセージが展示室の一番最初に書いてあるんですよ。
それだけで涙が出そうですよね……

壁がくずれたチェント市立美術館から、消防士の方が絵を運び出す写真なども展示されていて、地震が身近である日本にとって、その様子は他人事ではないと思えます。

展示内容も、大作がたくさん持ち込まれていて、ものすごい迫力でした。
そのことだけで、美術館同士、国同士の信頼関係がひしひしと伝わってきます。
作品の素晴らしさもさることながら、芸術品を愛する気持ちが、世界をつなぐのだと感じられて、とても感動しました。
(チェント市のコメントでは、これを「美術館同士の崇高な連帯」と表現しています。かっこいい!→こちらのサイト参照)

ぜひ、国立西洋美術館に足を運んでいただいて、その感動を味わっていただきたいと思います(/_;)


はっ!
常設展のことも書こうと思ったらグエルチーノ展のことが長くなりすぎてしまいました(^_^;

国立西洋美術館は常設の所蔵品展が本当に素晴らしいので、また改めてご紹介したいと思います!
名画、名画、名画の嵐ですよ。

2015年4月8日水曜日

自家製ジンジャーエール

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

今日はびっくりするほど寒いですね。
四月だというのに、冬のような寒さです。

ところによっては、東京でも雪が降ったとか……。

こんな時は体調を崩さないよう、体のあたたまるものを摂りたいですよね(>_<)

そこでキタキカクでは自家製ジンジャーエールの登場です!!
材料さえ揃えば意外と短時間でおいしい大人のジンジャーエールが作れるんです^^


揃えたい材料はこちら(4、5杯分くらい)



しょうが(スーパーで売っている大きさ) 2つ
砂糖 しょうがと同量
クローブ 5粒(なければ五香粉でオッケー)
スターアニス 2個
シナモンスティック 2本(粉の状態でもオッケー)
鷹の爪 3本
レモン汁 1〜2個
山椒(粒)は好きな方は5粒ほど入れてみてください。


こんなかんじで、わりと適当で大丈夫です!
鷹の爪入れるなんてびっくりですけど、これがあのピリピリ感になるんです!!
逆にピリピリが苦手な方は減らしてください^^





ショウガを薄切りにし、苦みの効いた味にしたい場合は、レモンの皮をよく洗って半個分くらい入れてください。
砂糖はびっくりするくらいの量が入りますが、甘味はちゃんとつけたほうがおいしいです^^


レモン汁以外の材料を全部入れたらひたひたになるくらいの水を入れて火にかけます。
沸騰直前まで温めて、そのまま10分ほど煮ます。
お味噌汁と一緒で、沸騰させないほうが香りがよくなります^^


あと、味を出そうと思って長く煮すぎるとショウガの苦みが出てしまうので、長くても15分くらい煮るのがいいみたいです。
(私はこれで一回失敗しました^^;)




火を止める前に鷹の爪を出します。
入れっぱなしにしておくと、かなり辛くなります^_^;




火を止める直前でレモン汁を投入。

これで出来上がりです!!
ざるなどで濾して、冷蔵庫で保存してくださいね。

ジンジャーエールにする場合は3〜4倍のソーダで薄めて^^


冬ならお湯で割ってもいいですね。

冷たいソーダで割ってもしばらくすると体がポカポカしてきます。
冷え性だけど冷たい飲み物も大好きという方にオススメです!

ぜひ^^






2015年4月5日日曜日

山椒の木の役割り


こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

先々週末から続いていた桜フィーバーもそろそろ終盤ですね。
ちょっと寂しい気もしますが、一瞬だからこそ、それだけ心が盛り上がります。


そして、桜以外にも春を告げるものはいろいろありますよね^^

キタキカクのアトリエの小さな庭先にはですね、山椒の木があります。

よく竹の子の煮物の上に乗っているアレ!
小さい葉っぱ。「木の芽」。
↓これ。

これが山椒の葉っぱです^^


↓我が家の山椒は3月23日頃に、やっと小さな芽が出てきて


↓4月3日の時点でこんなに葉がしげりました!!

成長早すぎです(^_^;
冬の間は、ほそ〜い枝だけになっていたので心配していましたが、杞憂でしたね(^^;


この青々とした葉っぱを摘んで、竹の子の煮物の上にでも乗せたいところですが、それはぐっと我慢……。
実は我が家の山椒の木には他に重要な役割りがあるのです……。

初夏になるとね、やってくるアレ。

アゲハチョウ!


彼らが卵を産みにくるのですね^^

我が家には山椒の木の他にもレモンとかぼすの木があるのですが、山椒の葉っぱが一番柔らかくておいしいので、とても人気があります。





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以下、アゲハチョウの幼虫画像注意(^^;)


↓↓↓↓↓↓




↓↓↓↓↓↓




↓↓↓↓↓↓





一応ちっちゃく載せてみました(^^;)

すっごい勢いで葉っぱ食べてる幼虫かわいいんですよね〜〜〜^^
文京区あたりはここ最近とてもアゲハチョウが多く、初夏から秋にかけて何匹ものアゲハチョウが我が家の葉っぱを巣立ちます。

そんな彼らのために、山椒の葉っぱは摘まずにとっておくのです。

今のうちにどんどん大きくなってくれないと、幼虫が葉っぱ食べるスピードに負けてしまうのです(^_^;


本当はレモンの葉っぱのほうが大きいからそちらを食べてほしいのですが、おいしいものを食べたい気持ちは人間と同じなんですよね。


2015年4月2日木曜日

地元「白山神社」の桜



こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

本日も良い天気で気持ちがいいですね。
ここ最近は、毎日毎日「気持ちがいいですね」って言ってる気がします^^;
でも、朝起きていいお天気で暖かいとテンション上がってしまうんですよね。あたたかいって素晴らしい!!

先日は、足利のLINE友達(定年退職された、元取引先の営業さん^^)からも「桜がそろそろ満開になります」と写真付きのメールがありました。
やっぱりみんな、春はウキウキしますよね。


さて、ここ何日か、桜を巡っていろいろお出かけしていましたが、今日はランチがてら地元の「白山神社」に行ってまいりました。

こちらの白山神社、こじんまりとしていますが、東京十社にも選出されている歴史のある神社です。

地元の方に愛されている、とても穏やかな雰囲気の神社です。


のんびり〜^^
ハンチングをかぶったおじさまが絵になってます^^


みんな顔を上げて歩いてますね^^
こんなにも上を見ながら歩く季節はこの季節以外ないですよね。



満開の桜の下の手水場。
とってもご利益ありそうです^^


そしてそして!
白山神社と言えば忘れてはならない存在!

そうです。お猫さまです^^

こんな風に、どこかしこにいろんな柄のお猫さまがくつろいでいるのです。
今日は日差しが強かったので、みんな日陰に隠れていましたが、
午前中に訪れると境内のいたるところで参拝客を迎えてくれるのです^^


敵さんもすっかり猫おじさんです^^

猫にさわれてい〜な〜〜^^
私は猫アレルギーなので、見る事はできても触ることができないという……(; _ ;)

でも見てるだけでも癒されますよね。猫さま偉大^^
午後からがんばるエネルギーもらいました!