2015年4月23日木曜日

ブリヂストン美術館【BEST OF THE BEST】その1

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。


先日、京橋の越前屋さんに仕入れに行った帰り、ブリヂストン美術館に寄ってきました。
ブリヂストン美術館は5月18日から数年にわたる改修工事に入るため、今現在、
「BEST OF THE BEST」と題して、この美術館のコレクションの有名どころを一気に展示しているのです。

いやぁ〜〜〜〜(*>_<)
これは観に行ったほうがいいですよ!!
久々にヒットです!!
熱く皆様にオススメいたします!!

やばいです。本物は、すごい。
写真のライオンと本物のライオンくらい違います。


↓ちなみにチラシはこちら
左がピカソの「腕を組んで座るサルタンバンク」
右は青木繁の「海の幸」
ピカソのこの絵は、ブリヂストン美術館を代表する名作ですよね^^

青木繁の「海の幸」は、ブリヂストン美術館の姉妹美術館である石橋美術館(福岡)に所蔵されているもので、今回のために特別に展示されているものです。
いや、ほんとこの絵すごく良かったんですよ、ほんと。
水木しげる的霊感(←あくまで私の感想です^^;)と、せまってくるような迫力とあって、さすが今回の展示のために特別に持って来られただけある!!



そうそう、この展示を見る前に、美術館に併設されている「ティールーム ジョルジェット」に寄ったのです^^(急に話が変わってすみません)

美術館に着いたのが11時くらいだったのですが、ちょうどティールームが開店した時間で、しかも店先に「一日30食限定のサンドイッチセットは予約のお客様以外は先着順になります」などと書いてあり、「むむむ……」と考えること30秒……
思わず入ってしまいました^^
えへへ……ミックスサンドイッチにダージリンのアイスティ^^
これはおいしい!!シンプルに見えて手のこんだ、まるで一流のすし職人が握ったおすしのような品格が!!
たまご、ハム、野菜、ローストビーフ、カツ、チーズ、えび、ツナ、の8種類の具材がどれもすっごくおいしいのです。
これは予約入るの分かるなぁぁぁぁ。
紅茶もなんだかすごいおいしいし、なんだろう、強い主張してないのに完璧な仕事してるかんじで、恐れ入りました。やるな……ブリヂストン美術館……(この時点ではまだ展示を観ていません^^;)


そんなこんなで、お腹もふくれて、とっても良い気分で展示室に上がります^^

まず最初に通るのは彫刻の展示室ですが、国立西洋美術館でも見られたロダンとブールデルなどの作品が並びます。
その他にもセンスのよい作品がもりもり^^
特にお気に入りはこのあたり↓(図録を撮ったので写真がゆがんでてすみません^^;)

ブランクーシ「接吻」
肉体的な感覚を伴う観賞。うはー。

ザツキン「ポモナ(トルソ)」
彫刻刀で彫ったみたいな手とかりんごとか、センス良すぎ!


マリーニ「騎手」
これ昔からすごい好き^^
原初的な無邪気さと生命感みたいなものが感じられる……なんて言うか、下校時の小学生男子みたいな、ずっと見ていても飽きない感じ。


そしてここからは絵画中心の部屋ですyo!

怒濤の名画ラッシュですyo!

お気に入りをざっと。



マネ「自画像」
このタッチで、この「そこにいます」感がやばい。


モネ「睡蓮」
今までみたモネの睡蓮のシリーズの中でもトップオブ透明感。
鏡のような湖面と睡蓮の葉っぱの有機的な柔らかさのコントラストに思わず平伏します。

右にちょっと見えてるのもモネ「黄昏、ベネツィア」




ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
ジョルジェット?おや?ブリヂストン美術館のティールームと同じ名前ですね^^
国立西洋美術館でも思ったけど、ルノワールの描く女の子は本当に魅力的!めっちゃかわいいもん!そりゃ肖像画描いてもらいたくなりますよね。

この絵は白く透き通る肌の質感がすごかったです。
ブルーを効果的に使ってるんだけど、そう言えば人形作家の超大御所の四谷シモン先生も肌を塗る前に青を下地に塗ってますね。



カイユボット「ピアノを弾く若い男」
私的に、今回の展示の大収穫だったこの作品。
静謐で穏やかで、目の前に立っていると涙出てきそうになる作品でした。何て事はない日常の風景なのに、なぜ?

パキッと際立って目に飛び込んでくるピアノの映りこみの表現に吸い込まれそうになります。
確かに、実際にグランドピアノを目の前に立つと、綺麗に磨き上げられた黒い筐体に、自分の姿が思いの外はっきりと、鏡のように映っていたことを思い出します。

ピアノ以外はふわっとした印象で描かれているのに、ピアノだけはくっきりと部屋の情景やモデルの指先を映しているのが、強く心に刺さってくるのは、なぜ?

不思議な魅力のある絵でした。
カイユボットの他の作品も観てみたいなー……




マティス「両腕をあげたオダリスク」
マティスと言えば、もっと抽象的な絵が思い浮かびますが、この確かなデッサン力があってこそのあの抽象画の素晴らしさなんだな、と納得しました^^
本物は立体感はんぱないです。




ドンゲン「シャンゼリゼ通り」
あらオシャレ〜(^〜^)

このセンスの塊みたいな絵、なんだかすごいです。
このシンプルな線でこのシャレオツ感。脱帽しました。




この他にもいろいろお気に入りあったので、二回に分けてご紹介したいと思います!
ほんとに名作ぞろいですごかった!

あと一ヶ月しか展示期間がないので、ぜひ皆さんも行ってみてくださいね(>_<)